ドライバーを練習しすぎると下手になる とは?

皆さんはドライバーの練習を多くやりますか?
ネットや雑誌で昔から「ドライバーの練習を沢山やると下手になる」とよく言われていますが、それは何故何でしょうか?ドライバーが真っすぐ飛ばないから重点的に練習するのは当たり前だし、1ydでも遠くに飛ばしたいから只管打ち込むのも当然だと思います。練習場に行けば大半の人がドライバーを何球も連続で打っている光景は日常茶飯事。
打たなければ上手くならないのに「打ったら下手になる」とは何故か。皆さん気づいているとは思いますが、シャフトの長いクラブを多く振っているとフォームが崩れるから・・・崩れないように振ればいいじゃんと言い聞かせ永遠振る。多分何年かけても同じようなフォームで振るのは無理。スイングを一定に保ちながら振り続ける練習はドライバーでは不向きなんだと最近感じ始めています。
短すぎても長すぎてもダメ。結果アイアンなら8番前後でスイングを作り。ウッドなら7か9番ウッドで練習。スイングなんて汚くても個性的でも、玉に当たる瞬間がある程度一定ならそこそこ真っすぐ飛ぶものです。練習場では綺麗なフォームをしているけどコースに行くとスコアが作れない人は結局はミート率が低いからで、年配の方が個性的なスイングをしているのに全然スコアが良いなんて光景見たことないですか?
自分は嫌と言うほど見てきました・・・
楽天GORAを使い一人ゴルフで知らない人とラウンドをするとつくづくゴルフって見た目のスイングじゃないんだなと思い知らされます。飛ばないけど上がってみたら70台とか、不思議なスイングをしてるけど良いスコアなんて事はザラで、一貫して上手な人は「完成された自分のスイングを持っている」って事なんだと思います。もっと言えば自分のスイングで何yd飛ばせるかが肝。バランスが崩れないで振れるのは何ydまでなのかを理解しないでフルスイングは有り得ない。
バランスが崩れない力感で打った時に今使用しているクラブは適切な玉の高さと飛距離は出ていますか?自分は全く適正なクラブを使っていませんでした。今ではアイアンシャフトNS950フレックスSでも振るのは嫌です。知り合いが使っているゼロス7のRですらコースの後半では振り遅れが出ます。練習場で体力がある時なら話は別ですが、一発勝負で疲れが蓄積されるコースでは軽くて撓るシャフトが有効かつ効果的だと最近感じ始めています。
人によってはそれがDG200かもしれませんが、本当にそれが振り切れる範囲内なのかをもう一度考えた方がスコアに直結するかもしれません。練習器具で柔らかくて撓る物は沢山ありますが、重くて撓らない物は殆どないのは何故なんでしょうか?
撓る方がスイング作りに有効だからなんじゃないかと思っています
なら柔らかいシャフトでスイングを作りそのままコースで打った方が良いと思いませんか?練習で出来た事を違うシャフトでやっても効果ってあるのかと何十年も疑問を持っていたので今使っているクラブの前はカーボンシャフトのRかAでゴルフをしていました。少し前にも書きましたが、何故かカーボンシャフトは色々言われます。女子プロよりヘッドスピードが遅く再現性も無いのに重く撓らないシャフトを使っている方が自分はナンセンスかなと・・・
US女子ツアーでの使用率NO1アイアンシャフトは「スチールファイバーの90g台」日本女子ツアーで活躍中の申ジエプロに至っては60g台のカーボンシャフトです。極端に軽い物が良いという訳じゃないですが、自分自身に合っているシャフトで気持ちよく振り切れる物を探してみては如何でしょうか?ヘッドに拘る以上にシャフトを見つめ直すとスコア改善に役立つかもしれません。

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