100切りは至難の技 

ゴルフクラブは進化している筈なのに何十年も前から100切りが初心者の第一目標。

何故なんでしょう?

毎年発売されるクラブは5ydくらい前作から飛ぶとか、MOIが何%上がったとかの謳い文句が並んでいますがアマチュアゴルファーの殆どがその恩恵を授かっていない気がします。

漏れなく自分もその一人・・・

十年前のドライバーと2024年発売のドライバーとでは50ydも飛距離が変わるのでしょうか?多分誤差だと思います。プロや一部のエリートアマは「違う」と断言して言えるのかもしれません。テーラーメイドで言えばロケットボールズステージ2。キャロウェイならXHOT2。

そんなに昔のクラブでは無い気がしますよね。

その差は何処にあるんでしょうか?

男子プロと一般アマチュアで決定的に違うのはヘッドスピードとミート率。その他にもバックスピン量や初速やら沢山あるとは思いますが、まずは最初の2つが決定的に違う。

もう1つ大きく違うのは練習量と年間ラウンド数。プロなら職業としてゴルフを生業としていますがアマチュアは「趣味」

プロの賞金王で平均ストローク70前後。いかにアンダーパーを出し続ける事が至難の業なのかよく分かると思います。アマチュアで平均ストローク70後半なら正直化物です・・・

結局ヘッドスピードかミート率のどちらかをプロに近付けなければ何を使っても一緒なのでは、と最近感じています。なので新型のドライバーを使っても飛ばない、浮かない、曲がる。しかもロフトが9度とか10度が普通で殆どの男性がSシャフトを使用し、やたら硬いカスタムシャフトを装備。

ロフト9度前後のドライバーは絶対使いたくありません。テーラーメイドで長く使っていたのはハイロフトのM2。ロフトは確か12度。それでも冬場や寒い時期は球が浮かない事がしばしばあり、ゼクシオを使っても高弾道にならない時もあって苦肉の策でシャフトをフレックスLにしていた時もあります。

自分のヘッドスピードは40〜43。フレックスA辺りが適正なんだと最近実感しています。

柔らかいシャフトの方が簡単に玉が浮き、玉が浮くって事は直進性と方向性があるので。それでも人それぞれ合う合わないが必ず出て来るので信頼の出来るゴルフ工房でフィッティングすると金銭面で結果的に安上がりになるかなと最近感じています。

長く続けるなら最初から自分自身に合うクラブを使った方が無駄に買い替えなくて済むかと思います

アイアンのシャフトは長らくNS950S。何十年使ったか覚えていない程。早い段階でゼクシオ辺りのカーボンシャフトに変えていれば、もっと楽にゴルフが出来ていたかなと思えます。因みにゼクシオアイアンは7と10を最近まで使っていました。ゼクシオ7はヘッドが大きく楽なアイアンでしたね。今なら1万円くらいで買えるので超絶オススメです。10はデザインが格好良いし使いやすかったのでまた買おうかなと思っています。

結局は100切り、90切りくらいまでは無理をせずに選択出来る範囲の中で(予算や価値観)1番柔らかくロフトが付いたドライバーを使い、アイアンは軽くて球が浮くものを選択し2年くらいハーフショットの練習をメインにしていれば最短で納得出来るスコアまで到達出来る気がします。

ハーフショットに理論はなく、右利きなら右にクラブを上げて左に打ち抜くだけ。気をつけるのはダブりトップを極限まで少なくする。要するに芯に当てる事だけに集中。

ハーフショットですら芯に当たらないのにフルスイングの練習が多め。

まさに今の自分です・・・

白球が遠くに飛んでいくのを見るのはスカッとして気分良いし、アプローチ練習は玉がすぐ無くなって勿体無い。しかも腰痛くなる。だから上手くならないと実感はしているんです。

実感はw

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